薄毛の話を展開していますが、何も説明していませんでしたが頭部が薄毛であることで展開していますが、脇の毛であるかもしれませんし、下腹部の毛かもしれませんし、膝など体毛かもしれないのです。今回は、髪の毛、頭部のことについて説明していきます。
髪の毛は、先述のようにケラチンというタンパク質から出来ております。髪の中心が髄質、その周りを皮質、さらに外側を毛表皮で覆われております。シャンプーでリンスというものがあって、キューティクルというものがありますが、そのキューティクルをつくっているのが一番外側にある毛表皮になります。また、髪の質が直毛や波状毛、縮れ毛というものがあります。髪の色ですが、メラニンが関係していて歳をとるとメラニンの量が減り、白髪交じりになることになります。
また歳を取るごとに髪の様子も変化します。美容院などのストレートやパーマは別ですが、思春期に髪の質が変化する場合や、身体の変化により髪の性質も変化してくるものです。さらに、遺伝の観点で説明すると遺伝子の上では髪は優性が波状毛に対して、劣性は直毛になりますので、母方と父方の遺伝子から子が形づくられて、メンデルの優性の法則からどちらかが優性の波状毛の遺伝子が子に伝われば波状毛の子が誕生することになるのです。